カテゴリー別アーカイブ: 多様性の尊重

「西洋の衝撃」の時代

世界史と現代を「文化」の視点で展望すると、現代は「西洋の衝撃」の時代となる。16世紀ころから始まって今も続いている。
文化軸で歴史はきわめてゆっくり流れるが、長期的には変化は著しい。
衝撃に対する流れには二極あり、一つは日本やトルコの「脱亜入欧」だし、もう一方はイスラム原理主義だ。
ロシアは脱亜入欧の元祖と思っていたが、プーチンはもう違うと言っているらしい。それに影響を与えたのは中国かも知れない。
韓国では、脱亜入欧が日本化とオーバーラップしていて「裏切り」のように言う人がいるらしいが、中国では政府以外ではあこがれの方が多いのではないか。
日本人にとって「脱亜入欧」は自然だが、この方向で価値観の多様化が進むと、社会はアノミー(明白な規則や規範、価値基準がない社会状態)化しかねない。
日韓や日中関係も「西洋の衝撃」の視点で見ると、腑に落ちることが多い。私の人生もそんな気がする。

参考までに、私の放送大学での講義資料を添付します。

放送大学面接授業『海外ビジネス展開と異文化対応力』のまとめ

2014-05-17と24の二日間、放送大学文京キャンパスで行った私の8回の講義のまとめを載せておきます。

さらにキーワードを絞るなら:

・アイスバーグ理論(人間性、パーソナリティ、国民性=国民文化)

・自分の内なる人間性とその限界に気付き、活用し,強化する

・自分の使われていない能力の存在に気付き、活用し、強化する

・国民文化に関する研究の進展に着目し、その成果を活用する

・言語、非言語メッセージ、交渉戦略を意識する

・心の二過程モデルを活用し、

・異文化に対応する「情報に基づく直感」を培い続ける

文化と集団的自衛権

最近、集団的自衛権に関する議論が多く交わされているが、単に政府解釈や法律を変えれば国の安全が強化されると思うのは単純過ぎるのではないか と最近強く感じる。

そもそも日本と他国が交戦状態に入った場合、緒戦での米軍の参戦はあるとしても、長引いたときに参戦継続への米国国民の支持が得られるのだろうか?

これが日本ではなく、イギリス、カナダ、オーストラリアなど、米国とほとんど同一の文化を共有する国々であれば、米国民の過半数の人々の支持が得られるであろう とは思う。しかし、日本と米国は文化的に非常に離れているし、捕鯨継続など、米国国民の非常に多くの人々の気持ちを逆撫でにしている国でもある。

米国民から見て、日本は同じ考え方を共有している国 だ と言う実感は乏しいのではないか。仲間ではあるとしても、非常に遠くの仲間であり、自国の若い人々の血を流してまで守りぬくべき仲間と認識されているのかどうか。日本の一般人は世界一だと言うアメリカ人はいるが、日本と言う国、特にその政治家に対して、仲間意識を抱く米国人がたくさんいるのだろうか? 私にはあまり自信がない。
文化的に、日本の次に孤立度の高い国としてイスラエルがあるが、イスラエルは欧米の支持を得るためにどのような努力をしているのだろう。

文化的に孤立している国々

最も近い国とその国までの文化的距離

文化的距離<1の国の数

米国までの文化的距離

スロバキア

中国(1.37)

0

2.16

日本

ハンガリー(0.93)

1

1.93

イスラエル

フィンランド(0.80)

7

1.23

ちなみに、文化的距離1は、ドイツとフランスの文化的距離1.05にほぼ相当する。

世界価値観調査を元に作った世界地図

ロナルド・イングルハートを中心とした社会学者が定期的に行っている世界価値観調査(詳細はWikipedia参照)を元にして、イングルハート-ヴェルツェル図と呼ばれる文化的価値観の世界地図が作られたことは、比較的有名。

ホフステードによると、X軸はホフステード指数IDV(個人主義vs集団主義)とIVR(放縦vs抑制)に分解でき、第三次産業の比率と強く相関(.73)しているそうだ。日本は、ホフステード指数IDV やIVRによると、個人主義でも集団主義でもないし、特に不幸でも幸福でもない ちょうど中ぐらいの位置にある。

Y軸は、伝統vs世俗性・合理性の軸で、日本がこの軸でトップになっている。要するに、宗教なんか信じない世界で一番の実際主義者だと言うこと。同じくこの軸は、ホフステード指数LTO(長期志向vs短期志向)と強く相関している(.72)。良いことじゃないかと思われる日本人も多いかと思うが、世界の平均的な人々はより敬虔であり、そんな人々から見ると、日本人は二枚舌に見られかねないと言うことでもある。

この地図では、日本と他の東アジアの国々が同じ「儒教的社会」として分類されているが、その間の距離は、地図を見ての通りドイツや東欧よりも遠いのである。

逆に、ホフステード指数を使った文化的距離で日本と最も遠い北欧の国々(デンマーク2.67、スウェーデン2.60、ノルウェー2.49)が、この地図では随分近くに描かれている。それで、「この地図、なんかおかしくない?」と思っていたが、そうでもないらしい。スウェーデンは、キリスト教国と思われているが、そうではなく無神論者の比率が世界一高いのだそうだ。


Sweden is an Atheist nation


The World’s top 12 least religious countries

昔々フランス留学の時代に、スウェーデンの女性が同じクラスにいたが、このyoutubeの映像のように、何か冷静な印象を受けていたことを思い出す。このYoutubeでの話を聞いても、とても理性的なことに感心させられる。

スウェーデンの人々は、日本人同様に実際主義者なのだが、幸福を理性的に追求している人々でもあるらしい。では、日本人は実際主義で何を追い求めているのだろう?

 

西欧の人々は、経済発展とともに、世界の人々がみな自分達のようになると考えていた。しかし、そうはならないことが段々と分かってきた。文化には経路依存性があり、プロテスタント、ローマカトリック、ギリシャ正教、儒教、共産主義の伝統は、各国の現代化にも関わらず続いている。でも、イングルハートは「経済発展は、各国文化を、絶対的な規律と価値から、合理的で寛容で信頼と参加の方向に向かっている」となお考えている。本当だろうか?

 

参考までに、イングルハート-ヴェルツェル図の二つの軸の因子負荷量は以下の通りである:

「伝統」軸との相関係数

  

神は非常に重要である

0.91

子どもにとって、従属と宗教心は独立と決断力より重要である

0.89

妊娠中絶は決して許されない

0.82

自国を非常に誇りに思う

0.82

権威に対してより尊敬の念を持つ

0.72

「生存」軸との相関係数

 

自己実現やQOLより、経済的、物理的な安全の方が重要である

0.86

自分自身を非常に幸せとは思っていない

0.81

陳情に署名したこともすることもない

0.80

同性愛は決して許されない

0.78

人を信じることには慎重であるべきだ

0.56

(R. Inglehart, W.E. Baker「Modernization, cultural change, and the persistence of traditional values」American Sociological Review Feb. 2000, p.19-51)

開発オフショア相手国との文化的距離

世界の国々を文化的距離で図って地図にすべて表示しようとしても、もともと5次元の図形なので2次元の平面上に正確に描くことはできません。

そこで、いくつかの条件だけにこだわって、描いてみたのが「日本文化の孤立状況を数値化して地図にする」である。その条件とは:

・中心に置く国との距離は正確

・座標軸の一つは(ここではy軸)、ホフステードの次元の一つ

・y軸の左右の選択肢が残るので、これを生かして他のホフステード指標の傾向を表現する

国の数が少なければ、距離関係をもう少し正確に表現することも可能になる。

以下の動画は、日本とその主な開発オフショア相手国との距離関係を3次元空間に正確に表現したものである。

2点であれば線上に、3点であれば面上に、4点であれば立体で表現できることは、当たり前なのだが、日本と他国との距離関係を図示してハッキリ分かることは、他国同士は比較的近距離にあるのに対し、日本はどの国ともかなり離れていると言うことである。

これは、異文化交流の観点で考えると、日本人は、多数の文化が混在する環境においての自分の強みと弱みを理解していることが、最も大切だと言うことである。

 

国名

各国間の文化距離

日本

中国

ベトナム

インド

J

日本

     

C

中国

1.590

   

V

ベトナム

1.962

0.862

 

I

インド

1.624

0.940

0.709

遺伝子から分かる私の祖先たち

自分の祖先がどこから来たのか、7~8年前にブライアン・サイクスの『イブの7人の娘たち』を読んで以来、自分の遺伝子で調べてどこまで分かるのか興味を持っていた。

それでこの3月にNational Geographic の Genographic Project に送っておいた私の遺伝子の解析結果が、先週届いた。

母系の祖先たち、つまり、母の母の母の母・・・と3,000世代ぐらい続いた母たちがどこにいたかとか、同じく父の父の父の父・・・と3,000世代ぐらい続いた父たちがどこにいたとかの情報だ。

どんな人々だったのかは、それぞれ女の子と男の子を残したこと以外はよく分からないのだが、その子孫たちが、どんなルートで日本までやってきたのかはだいたい分かるようだ。

母系の約3,000人の祖先たちは、アフリカの角からアラビア半島南部でアジアに渡り、さらに、現在のイランを経て、約4万年前に中央アジアに至り、そこから中央アジア・シベリアに入っていった。彼女たちは、最初にアフリカを出てユーラシアやオーストラリアに広がった集団の一部だと言う。

そして、17,000年前の東アジアでの人口爆発の時に、その一部が周辺や南へと移動した。この系統の一部が15,000年前にシベリアからベーリング海峡を渡っていて、解析された私のゲノム情報の2%は、アメリカ原住民の特徴を持っているそうだ。

日本には、おそらく北から入ってきた縄文系の人々なのだろう。母はD4g型(日本人の2%)に分類されている。D型は、日本人の38%を占め、長寿の人々に多いタイプだと言う。

 

父系の先祖たち約3,000人は、アフリカからユーラシアに広がった第二陣に属していた。彼らはアフリカから、中東、中央アジア、中国南部(雲南や湖南など)を経て、おそらく、山東から朝鮮半島経由で弥生系の人々として日本にやってきたらしい。

父(私も)は、O-F105型で、日本人の半数を占める多数派のO型に属している(O型と言っても血液型とは関係ない)。

母系は縄文人、父系は弥生人、そして、アメリカ原住民との共通性が少しあると言うことらしい。ただ、縄文・弥生と言っても、直近の100~200世代くらいの話だ。全体で見ると、母系祖先約3,000人の内、約1,000人は中東以西、約1,000人は中央アジア・シベリア、最後の約1,000人は東アジアに住んでいた。そして、この内の100~200人くらいが縄文系だったと言うことらしい。

このアメリカ原住民と同系統と言うのも北方系なので、私は、北方系73%、南方系27%と言うことになる。平均的日本人はそれぞれ75%、25%なので、これより少し南方系の血が濃いと言うことだ。先祖が定住していた四国が日本の西に位置し、朝鮮・中国に相対的に近いことから自然な結果だと思う。

アメリカ原住民との共通性が通常の日本人より強いことの意味はよく分からないが、ベーリング海峡を渡った集団と非常に近い集団が、瀬戸内海を渡って四国に定着したと言うことなのだろう。何か、先へ先へと急ぎ、行き止まりで定住した人々と言う感じがする。確かに、土佐ってそんな気風があるのかもしれない。

こうした情報の他に、われわれのゲノムには、ネアンデルタール人由来の遺伝子もある(2.5%)とされている。ネアンデルタール人は、絶滅したのではなく、現生人類に吸収されたのだろうと言うのが、National Geographicの考え方のようだ。確かに、われわれみなそれぞれ変なところがあるし。

日本文化の孤立状況を数値化して地図にする

サミュエル・ハンチントンは、『文明の衝突と21世紀の日本』 (集英社新書)の中で、世界を、西欧、東方正教会、イスラム、アフリカ、ラテンアメリカ、中華、ヒンドゥー、仏教、そして日本の7つの文明に分けている。

日本文化は、外から見ると分かりにくいのは確かで、このハンチントンの説は直感的には理解できる。ただ、世界には他にもいろいろな国があるわけだから、本当にそうなのか、数値的な裏付けはあるのかと言う疑問が残る。

そこで、ホフステードの文化的価値の指標で、この日本の孤立状況を地図で図示してみることにした。

国と国との間の文化的距離を測る指標に、コグート=シン指数と言うものがある。企業の海外進出のリスクを数値化するために、ホフトテード指数を用いて以下のように定義されている。

ここで、
 はi-国とj-国の文化的距離、
 はi-国のk-次ホフトテード指数
 はk-次ホフトテード指数の分散

コグートとシンは、この指数と企業の海外進出時の合弁選択の割合が相関していることを示した。ただ、二乗和をそのまま距離として定義すると、数学的な距離の概念と合わないので、平方根をとったほうがよい。

この距離を使って、スペインとその周辺国の地図を描いたのが上の図。スペインからの距離=1の中に、31ヶ国が入る。図で、Y軸は個人主義vs集団主義の指標で、上に行くほど個人主義が強くなる。X軸は、それ以外の指標に関わる遠近で、右側は男性らしさが強い国々(性別役割分担がある国々)で、左側は女性らしさが強い国々。

この地図を、日本周辺で描いたのが次の図:

今度は、日本からの距離=1の中に、ハンガリーがただ一国入るだけだ。

ホフステード指標が測られている国や地域で、この距離=1の中に、何ヶ国(あるいは地域)が入るかを計算すると、以下のようになる:

国名

近接国数

近接国

ブラジル

34

トルコ,クロアチア,スペイン,パキスタン,ブルガリア,セルビア,ルーマニア,タイ,モロッコ,ペルー,マルタ,ポーランド,チリ,ウルグアイ,メキシコ,チェコ,エルサルバドル,イラン,スロベニア,ギリシャ,フランス,インド,ポルトガル,インドネシア,コロンビア,ルクセンブルク,ベネズエラ,フィリピン,トリニダードトバゴ,アラブ諸国,バングラデシュ,東アフリカ,アルゼンチン,西アフリカ

スペイン

31

トルコ,ウルグアイ,タイ,マルタ,ブラジル,フランス,クロアチア,チェコ,ルクセンブルク,ポーランド,ブルガリア,アルゼンチン,ギリシャ,チリ,ポルトガル,スロベニア,パキスタン,セルビア,ルーマニア,ペルー,モロッコ,アラブ諸国,エルサルバドル,イラン,フィンランド,イタリア,ベルギー,東アフリカ,イスラエル,エストニア,バングラデシュ

トルコ

31

ウルグアイ,ブラジル,クロアチア,スペイン,ブルガリア,セルビア,マルタ,ルーマニア,チリ,ペルー,パキスタン,ギリシャ,スロベニア,ポルトガル,タイ,エルサルバドル,ポーランド,アラブ諸国,アルゼンチン,バングラデシュ,チェコ,フランス,東アフリカ,モロッコ,メキシコ,イラン,ルクセンブルク,コロンビア,ロシア,インドネシア,インド

パキスタン

31

タイ,トルコ,ペルー,スペイン,トリニダードトバゴ,セルビア,台湾,スロベニア,ベトナム,ルーマニア,ウルグアイ,ポルトガル,ブラジル,バングラデシュ,東アフリカ,クロアチア,ブルガリア,インドネシア,チリ,エルサルバドル,コロンビア,アラブ諸国,イラン,香港,アルゼンチン,メキシコ,チェコ,ギリシャ,ルクセンブルク,西アフリカ,モロッコ

クロアチア

30

トルコ,セルビア,ルーマニア,スペイン,スロベニア,パキスタン,タイ,ロシア,マルタ,チェコ,インドネシア,フランス,ペルー,ウルグアイ,ポルトガル,ギリシャ,エルサルバドル,台湾,ポーランド,韓国,ルクセンブルク,インド,メキシコ,モロッコ,ブルガリア,ブラジル,バングラデシュ,チリ,東アフリカ,アラブ諸国

アラブ諸国

29

モロッコ,メキシコ,ブラジル,イラン,バングラデシュ,フィリピン,トルコ,タイ,コロンビア,ペルー,ベネズエラ,エルサルバドル,アルゼンチン,ポーランド,クロアチア,ルーマニア,インド,セルビア,ウルグアイ,チリ,スペイン,パキスタン,トリニダードトバゴ,マレーシア,ポルトガル,マルタ,インドネシア,西アフリカ,東アフリカ

タイ

27

トルコ,トリニダードトバゴ,ウルグアイ,ベトナム,東アフリカ,チリ,ペルー,パキスタン,イラン,ブラジル,西アフリカ,エルサルバドル,バングラデシュ,アラブ諸国,クロアチア,スロベニア,モロッコ,インドネシア,ポルトガル,スペイン,コロンビア,セルビア,ブルガリア,ルーマニア,アルゼンチン,メキシコ,インド

バングラデシュ

27

インドネシア,ブラジル,パキスタン,クロアチア,フィリピン,タイ,インド,トルコ,セルビア,マレーシア,香港,メキシコ,ルーマニア,ベトナム,ブルガリア,ベネズエラ,ペルー,コロンビア,モロッコ,イラン,チリ,エルサルバドル,スペイン,トリニダードトバゴ,東アフリカ,アラブ諸国,西アフリカ

ペルー

27

ポルトガル,ウルグアイ,タイ,トルコ,セルビア,スロベニア,ルーマニア,スペイン,ベネズエラ,トリニダードトバゴ,エルサルバドル,チリ,コロンビア,ブラジル,パキスタン,アラブ諸国,東アフリカ,アルゼンチン,クロアチア,メキシコ,モロッコ,イラン,西アフリカ,ギリシャ,バングラデシュ,ブルガリア,マルタ

東アフリカ

27

タイ,イラン,西アフリカ,バングラデシュ,アラブ諸国,ブラジル,パキスタン,モロッコ,ベトナム,トリニダードトバゴ,インドネシア,ペルー,チリ,インド,トルコ,クロアチア,香港,フィリピン,エルサルバドル,スペイン,コロンビア,アルゼンチン,スロベニア,マレーシア,メキシコ,ウルグアイ,ブルガリア

エルサルバドル

26

ペルー,ポルトガル,ウルグアイ,トルコ,タイ,セルビア,スロベニア,ギリシャ,モロッコ,メキシコ,パキスタン,ルーマニア,イラン,スペイン,ベネズエラ,マルタ,トリニダードトバゴ,チリ,コロンビア,ブラジル,アルゼンチン,アラブ諸国,クロアチア,西アフリカ,東アフリカ,バングラデシュ

ブルガリア

25

クロアチア,トルコ,セルビア,ルーマニア,ロシア,スロベニア,スペイン,台湾,韓国,パキスタン,チェコ,フランス,マルタ,チリ,インドネシア,ギリシャ,タイ,ペルー,ウルグアイ,ポルトガル,ルクセンブルク,ブラジル,バングラデシュ,ベルギー,東アフリカ

ルクセンブルク

25

スイス,スペイン,マルタ,トルコ,ニュージーランド,ポーランド,オランダ,パキスタン,チェコ,ドイツ,イタリア,エストニア,フランス,フィンランド,リトアニア,カナダ,イスラエル,ベルギー,ブラジル,オーストリア,クロアチア,ブルガリア,ラトビア,アルゼンチン,ハンガリー

ウルグアイ

24

ポルトガル,エルサルバドル,チリ,ペルー,トルコ,スペイン,アルゼンチン,ギリシャ,マルタ,ブラジル,スロベニア,クロアチア,セルビア,タイ,モロッコ,ポーランド,アラブ諸国,ルーマニア,イラン,コロンビア,メキシコ,ブルガリア,パキスタン,東アフリカ

チリ

24

ペルー,ポルトガル,エルサルバドル,スロベニア,ウルグアイ,タイ,トルコ,クロアチア,スペイン,セルビア,パキスタン,ルーマニア,イラン,モロッコ,マルタ,ギリシャ,コロンビア,ブラジル,東アフリカ,ブルガリア,アラブ諸国,アルゼンチン,西アフリカ,バングラデシュ

マルタ

24

スペイン,ポーランド,トルコ,ウルグアイ,ポルトガル,セルビア,ルーマニア,モロッコ,スロベニア,ペルー,フランス,ギリシャ,ブラジル,アルゼンチン,チェコ,ルクセンブルク,クロアチア,ベルギー,イタリア,ブルガリア,チリ,エルサルバドル,イスラエル,アラブ諸国

モロッコ

24

トルコ,タイ,ペルー,ポーランド,ウルグアイ,トリニダードトバゴ,フィリピン,スペイン,ベネズエラ,パキスタン,アラブ諸国,イラン,アルゼンチン,西アフリカ,メキシコ,ブラジル,東アフリカ,コロンビア,エルサルバドル,バングラデシュ,チリ,インド,マルタ,クロアチア

セルビア

23

トルコ,スロベニア,ウルグアイ,スペイン,タイ,ルーマニア,クロアチア,ブルガリア,ブラジル,ロシア,バングラデシュ,ペルー,チリ,エルサルバドル,ポルトガル,ギリシャ,アラブ諸国,パキスタン,メキシコ,マルタ,インドネシア,ポーランド,フランス

メキシコ

23

ベネズエラ,モロッコ,ポーランド,ペルー,トルコ,フィリピン,セルビア,ルーマニア,ウルグアイ,パキスタン,タイ,トリニダードトバゴ,アラブ諸国,コロンビア,ブラジル,バングラデシュ,エルサルバドル,アルゼンチン,西アフリカ,ギリシャ,イラン,クロアチア,東アフリカ

ルーマニア

23

セルビア,トルコ,ロシア,スロベニア,スペイン,ウルグアイ,タイ,クロアチア,ブルガリア,ブラジル,バングラデシュ,チリ,アラブ諸国,ペルー,ポルトガル,エルサルバドル,メキシコ,ギリシャ,パキスタン,マルタ,ポーランド,フランス,インドネシア

アルゼンチン

22

モロッコ,ウルグアイ,ポーランド,イラン,スペイン,マルタ,トルコ,ブラジル,ペルー,エルサルバドル,ギリシャ,コロンビア,メキシコ,ポルトガル,トリニダードトバゴ,チリ,イスラエル,タイ,パキスタン,ルクセンブルク,アラブ諸国,東アフリカ

イラン

20

モロッコ,タイ,トリニダードトバゴ,ペルー,トルコ,ウルグアイ,スペイン,パキスタン,メキシコ,東アフリカ,アラブ諸国,西アフリカ,アルゼンチン,ブラジル,チリ,エルサルバドル,コロンビア,フィンランド,バングラデシュ,インド

インドネシア

19

ベトナム,パキスタン,マレーシア,タイ,シンガポール,台湾,フィリピン,セルビア,トルコ,ルーマニア,バングラデシュ,香港,東アフリカ,インド,クロアチア,中国,ブラジル,ブルガリア,アラブ諸国

コロンビア

19

ベネズエラ,メキシコ,ペルー,エルサルバドル,トリニダードトバゴ,モロッコ,パキスタン,タイ,イラン,ウルグアイ,トルコ,ポルトガル,アラブ諸国,西アフリカ,アルゼンチン,ブラジル,バングラデシュ,東アフリカ,チリ

チェコ

19

ルクセンブルク,イタリア,フランス,スペイン,ドイツ,マルタ,スイス,トルコ,ポーランド,エストニア,インド,ハンガリー,パキスタン,台湾,リトアニア,ベルギー,ブラジル,ブルガリア,クロアチア

ポーランド

19

スペイン,トルコ,ウルグアイ,ルーマニア,セルビア,マルタ,アルゼンチン,ブラジル,ギリシャ,フランス,メキシコ,イタリア,モロッコ,チェコ,アラブ諸国,クロアチア,ハンガリー,ベルギー,ルクセンブルク

ポルトガル

19

ウルグアイ,スロベニア,トルコ,スペイン,セルビア,タイ,ルーマニア,エルサルバドル,チリ,ペルー,ギリシャ,ブラジル,クロアチア,マルタ,アルゼンチン,ブルガリア,パキスタン,アラブ諸国,コロンビア

インド

17

フィリピン,ベトナム,インドネシア,マレーシア,モロッコ,シンガポール,イラン,トルコ,タイ,香港,バングラデシュ,東アフリカ,ブラジル,アラブ諸国,チェコ,クロアチア,中国

ギリシャ

17

マルタ,トルコ,ウルグアイ,ポーランド,スペイン,ポルトガル,セルビア,ペルー,ルーマニア,メキシコ,パキスタン,ブラジル,アルゼンチン,エルサルバドル,クロアチア,ブルガリア,チリ

スロベニア

17

トルコ,タイ,ウルグアイ,スペイン,チリ,クロアチア,ポルトガル,ブルガリア,セルビア,ルーマニア,ペルー,ブラジル,エルサルバドル,パキスタン,ロシア,東アフリカ,マルタ

西アフリカ

17

アラブ諸国,イラン,モロッコ,タイ,トリニダードトバゴ,コロンビア,フィリピン,バングラデシュ,ペルー,ベネズエラ,メキシコ,エルサルバドル,ブラジル,チリ,マレーシア,パキスタン,東アフリカ

フランス

16

マルタ,スペイン,ルクセンブルク,ポーランド,トルコ,イタリア,ロシア,ルーマニア,リトアニア,セルビア,ベルギー,チェコ,クロアチア,ブラジル,ブルガリア,エストニア

トリニダードトバゴ

15

ベネズエラ,イラン,コロンビア,東アフリカ,西アフリカ,タイ,モロッコ,パキスタン,ペルー,アルゼンチン,アラブ諸国,バングラデシュ,エルサルバドル,ブラジル,メキシコ

イタリア

14

スイス,ルクセンブルク,ポーランド,マルタ,スペイン,アメリカ,ハンガリー,チェコ,ドイツ,ベルギー,フランス,カナダ,イギリス,オーストリア

フィンランド

13

ノルウェー,オランダ,ラトビア,ルクセンブルク,イスラエル,スウェーデン,ニュージーランド,スペイン,リトアニア,イラン,カナダ,デンマーク,エストニア

フィリピン

12

ベネズエラ,マレーシア,アラブ諸国,バングラデシュ,インド,西アフリカ,メキシコ,モロッコ,東アフリカ,インドネシア,香港,ブラジル

ベネズエラ

11

コロンビア,メキシコ,アラブ諸国,西アフリカ,バングラデシュ,ペルー,フィリピン,モロッコ,エルサルバドル,トリニダードトバゴ,ブラジル

エストニア

10

リトアニア,ラトビア,ルクセンブルク,オランダ,ドイツ,フィンランド,フランス,スイス,スペイン,チェコ

スイス

10

ドイツ,イタリア,ルクセンブルク,チェコ,オーストリア,イギリス,ハンガリー,カナダ,ニュージーランド,エストニア

ニュージーランド

10

アメリカ,スイス,カナダ,オーストラリア,アイルランド,イギリス,フィンランド,イスラエル,ルクセンブルク,オーストリア

ベトナム

10

香港,インドネシア,シンガポール,東アフリカ,インド,バングラデシュ,マレーシア,タイ,中国,パキスタン

香港

10

ベトナム,シンガポール,インドネシア,インド,マレーシア,パキスタン,フィリピン,中国,バングラデシュ,東アフリカ

カナダ

9

アメリカ,ニュージーランド,イギリス,アイルランド,フィンランド,ルクセンブルク,イタリア,スイス,オーストラリア

ドイツ

9

スイス,ルクセンブルク,イタリア,ハンガリー,イギリス,チェコ,オーストリア,エストニア,ベルギー

ベルギー

9

フランス,チェコ,イタリア,マルタ,ルクセンブルク,スペイン,ドイツ,ポーランド,ブルガリア

マレーシア

9

フィリピン,ベトナム,バングラデシュ,インド,インドネシア,香港,アラブ諸国,西アフリカ,東アフリカ

イギリス

8

アメリカ,ニュージーランド,アイルランド,スイス,イタリア,カナダ,オーストラリア,ドイツ

オランダ

8

スウェーデン,ノルウェー,ラトビア,リトアニア,エストニア,フィンランド,デンマーク,ルクセンブルク

ハンガリー

8

イタリア,スイス,日本,ポーランド,ルクセンブルク,ドイツ,チェコ,オーストリア

ロシア

8

セルビア,スロベニア,トルコ,ブルガリア,ルーマニア,クロアチア,韓国,フランス

イスラエル

7

ルクセンブルク,ニュージーランド,スペイン,マルタ,フィンランド,オーストリア,アルゼンチン

オーストリア

7

スイス,ドイツ,イスラエル,ルクセンブルク,ハンガリー,イタリア,ニュージーランド

ラトビア

7

オランダ,リトアニア,ノルウェー,スウェーデン,ルクセンブルク,エストニア,フィンランド

リトアニア

7

オランダ,ルクセンブルク,エストニア,ラトビア,フィンランド,チェコ,フランス

アメリカ

6

オーストラリア,カナダ,ニュージーランド,アイルランド,イギリス,イタリア

台湾

6

韓国,ブルガリア,パキスタン,クロアチア,インドネシア,チェコ

アイルランド

5

ニュージーランド,アメリカ,オーストラリア,カナダ,イギリス

オーストラリア

5

アメリカ,カナダ,ニュージーランド,アイルランド,イギリス

シンガポール

5

ベトナム,香港,中国,インドネシア,インド

スウェーデン

5

デンマーク,ノルウェー,オランダ,ラトビア,フィンランド

ノルウェー

5

スウェーデン,フィンランド,デンマーク,オランダ,ラトビア

中国

5

香港,シンガポール,インドネシア,ベトナム,インド

デンマーク

4

スウェーデン,ノルウェー,フィンランド,オランダ

韓国

4

台湾,ロシア,ブルガリア,クロアチア

日本

1

ハンガリー

スロバキア

0

 

 

スロバキアとともに近接国が最も少ない国の一つが日本なのである。

リーダーシップと人類学

「リーダーシップに必要なのは、少しばかり、人類学者のように考えてみることだ。人類学者は、未知の世界へ舞い降りる。そして、その世界についてじっくり学んでから、何をすべきか、何をしてもいいか誰と何をし誰に協力してもらうかを決める。(ロナルド・ハイフェッツ教授のリーダーシップ白熱教室 第5回、NHK)」

学生時代の2年間をフランスで過ごして何が変わったかと言うと、日本とフランスの二つの視点をいつも切り替えながら周りを見るようになったことだと思う。

中国に駐在しても、「ここは日本と共通かもしれない」「ここはむしろフランスに近い考えかもしれない」「ここは中国に特有なところであり、自分の価値観を修正するべきところかもしれない」と言うふうに、周囲を眺め、その背景にある価値観が何かを常に考えている。

これは人類学者の行動様式なのかもしれない。

多様性の尊重は、単なる寛容さではない。「あなたはあなたの好きなようにすればよい。私も私の好きなようにする」だけでは限界があり、解決しない問題は多い。いつか決定的にぶつかるかもしれない。

多様性を尊重すると言う姿勢は、人類学者のようにその世界をじっくり学ぶことから始める必要がある。

多様性の尊重

最近、テレビをリアルタイムで見ることはほとんどなくなった。HDDレコーダーにとっておいたものやNHKオンデマンドなどを見ている。これだと、好きな時に見られるし、大事なところは繰り返し見られる。

多様性の尊重については、「緒方貞子 戦争が終わらない この世界で」 で緒方さんが最後に語っていた言葉「大事なのは多様性の尊重」が忘れられない。

また、ハーバード ケネディスクールのロナルド・ハイフェッツ教授のリーダーシップ白熱教室でも、リーダーシップの重要な一要素として熱く語られている。この講座は、リーダーシップとは何かを、生物の進化になぞらえながら極めて明快に語ってくれる。つまり、生物は多様性なしに進化はあり得ず、社会でもこの多様性をいかして進化させるのがリーダーシップだと。

もはや、テレビを見ているのではなく、大学院の授業を受けている感覚になる。